テーラーメイド:New P790 アイアン(’25)
評価

| 飛距離 | 9/10 | 新素材フェース・構造最適化による初速向上・ギャップ整備が実測でも確認されており、飛距離性能が非常に高い。 |
|---|---|---|
| 弾道の高さ | 8/10 | 高打ち出し・安定したキャリー設計で上がりやすいが、低め弾道を意図する場には若干オーバー感あり。 |
| スピン量 | 7/10 | コントロール性も強化されているが、飛距離優先設計ゆえ“究極のスピン量”を求めるタイプには若干物足りない可能性あり。 |
| 寛容性 | 8/10 | スイートスポット拡大・構造最適化によりミスヒット時の初速低下が抑えられており、十分高いレベルの寛容性を備えている。 |
| 価格 | 7/10 | 高機能・高品質モデルとして価格は上位クラス。ただし性能面・見た目・仕上がりを含めれば費用対効果は十分。 |
口コミ・評判まとめ
良い口コミ
このモデルには「飛距離がしっかり出る」「見た目が高級」「打感が向上した」という体験を通した評価が多く集まっており、“距離も安心感も欲しい上級寄りゴルファー”から特に支持されています。
- 飛距離が明らかに伸び、7番アイアンで自己ベストを更新したという声あり。
- 芯を捉えた時の打感が非常に優れ、「ボールがクラブに吸い込まれるような感覚があった」というコメントあり。
- トップラインがより細くなり、構えた時の顔つきに安心感があり、見た目も上質だったという声あり。
- ミスヒット時でも飛距離・方向性のロスが少なく、実戦で使いやすいという使用感あり。
- 長番手アイアンでも構えやすく、ギャップアイアン代わりにも使えるという評価あり。
- 音・打感ともに“上質”と感じるというレビューが多く、所有する満足感が高い。
悪い口コミ
一方で、「操作を重視」「打ち込み重視」「低め弾道重視」のゴルファーには若干“飛び・上がり”方向の設計が合わないという意見が出ており、フィーリング・技術を重視するユーザーから慎重な声もあります。
- 弾道がやや高めに出る設計で、風が強い日や低い弾道を打ちたいシーンでは抑えにくいという印象あり。
- 操作性・打ち込みを最優先するタイプには、「もう少し薄くて打感硬めが欲しい」と感じたという声あり。
- 飛距離と寛容性が高い分、ショートアイアン~アプローチでの細かなコントロールに若干物足りなさを感じるというコメントあり.
- 価格が高めという指摘あり、「旧モデルからの大幅な進化を感じなかった」との声も。
- スイングが安定しておらず打点ズレが多いゴルファーには、「ミスヒット耐性が最高ではない」という意見あり。
スペック・特徴
新しい P790 ’25 アイアンは、人気を築いてきた「プレーヤーズ・ディスタンス」ジャンルを再定義するモデルです。フェースには新素材 “4340M” を採用し、前世代比で強度を20%向上、これによりフェースをさらに薄く・軽く設計することが可能になりました。
結果として、ボール初速の向上・スイートスポットの拡大(約24%拡大との報告あり)を実現しています。さらに、タングステンウェイトを最大約40g配分し、FLTD CG設計により長番手で低重心・高打ち出し、短番手で精度とスピンを重視する設計。 外観もトップラインが細くなり、プレーヤー好みの引き締まったルックスを持ちつつ、内部では許容性と飛びを確保。打感・音にも細かな改良が加えられており、芯で捉えた時の「爽快な弾き感」が多くのレビューで言及されています。
一方で、従来の飛び系“やさしさ最優先”モデルと比べると設計としては“飛び+精度”に寄っており、ミスヒット時の寛容性は最高峰ではないという実用レビューもあります。総じて、「構えやすさ・打感・飛距離」をハイレベルで求めるゴルファーに非常に魅力的な選択肢です。

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