テーラーメイド：Qi35 MAX LITE レスキュー

評価

飛距離	8/10	軽量化および高打ち出し設計により、ユーティリティとして十分な飛距離性能を発揮。
弾道の高さ	9/10	打ち出しが高く出る設計で、上がりやすさ／グリーン手前で止めやすさに優れる。
スピン量	7/10	抑えめスピン＋高速初速設計。高打ち出し向けだがスピン重視・低スピン派には少し非対応。
寛容性	8/10	打点ズレ・ライの悪さに強く、振り抜きやすくギャップ埋め用途で安心して使える。
価格	7/10	高性能設計ゆえ価格は上位。仕様と価値を考えれば妥当だがコスト重視型には検討要。

口コミ・評判まとめ

良い口コミ

振り抜きやすさ・上がり・飛距離・安心感で評価されているモデルです。

• 番手の展開が幅広く、ギャップが埋まりやすかった。
• シャローヘッドのおかげで振り抜きが良くなった。
• 球が高く上がりやすく、ラフ・フェアウェイ両方で使いやすかった。
• 初速が速く、予想以上の飛距離を感じた。
• 軽量設計のシャフト・クラブ全体のバランスが良いという声。
• ソールの抜けが良く、ライの影響を感じにくかった。

悪い口コミ

低め弾道・打ち込み重視・軽量シャフトを好むゴルファーには「やや上がり過ぎ」「つかまりすぎ」と感じる場面があります。

• 打ち出しが少し高めに出やすく、強風の日などでは落ち着かない感じがあった。
• つかまりが良めなので、左への意識が必要な場面があった。
• シャフトが軽量仕様のため、しっかり振るスイングタイプには物足りなさを感じることがあった。
• 操作性・低め打ち・コントロール重視には少しスペック過多と感じる意見あり。

スペック・特徴

この Qi35 MAX LITE Rescue は、軽量化と高打ち出しを徹底して追求したユーティリティ／ハイブリッドモデルです。シャローヘッド設計と低・深重心化により、インパクトでボールが浮きやすい設計となっており、打ち出し角を稼ぎやすい仕様となっています。加えてマルチマテリアル構造を採用し、余剰重量をクラウンやソールに配して慣性モーメントを高め、打点ズレやライの悪さにも強く設計されています。

Twist Face™ や Thru-Slot Speed Pocket™ といったテクノロジーが搭載され、初速低下を抑えつつスピン過多になりにくく、安定した飛びと方向性を実現しています。クラブ長さも番手ごとに適切に変化しており、振り抜きやすさの観点からも配慮があります。

一方で、低めの弾道を抑えて打ち込みたい・フェード主体で球を低く飛ばしたいというゴルファーには、設計の方向性（高打ち出し・軽量・つかまり傾向）がややマッチしづらい可能性があります。総じて、「振り抜きやすさ」「上がりやすさ」「ギャップ埋め」を求めるゴルファーに非常に適した一本です。

ーラーメイド Qi35 レスキューの比較表

項目	TaylorMade Qi35 Rescue	TaylorMade Qi35 MAX Rescue	TaylorMade Qi35 MAX LITE Rescue
寛容性	高め (“High”)	最も高い (“Highest”)	高め (“Higher”)
弾道（打ち出し）	中め (“Mid”)	高め (“High”)	高め (“High”)
スピン量	中〜低 (“Mid-Low”)	中〜高 (“Mid-High”)	中〜高 (“Mid-High”)
ヘッド体積・仕様概略	約106 cc／3番ロフト19°等	約109 cc／3番ロフト20°等	約109 cc／4番ロフト23°など軽量設計
推奨ゴルファー	バランス重視・ギャップを埋めたいゴルファー	飛び・寛容・信頼性を最優先したいゴルファー	スイングスピードが中〜低め／軽く振っていきたいゴルファー

• Qi35 Rescue は「標準」的なハイブリッド／ユーティリティとして、弾道・スピン・寛容性とも中〜高水準でバランスが良い設計です。
• Qi35 MAX Rescue は寛容性を最優先かつ打ち出しを高めに出す仕様で、ミスヒット時の距離ロス抑制や安心感を重視するゴルファーに向きます。
• Qi35 MAX LITE Rescue はさらに「軽量化」「振り抜きやすさ」「上がりやすさ」にシフトしており、スイングスピードがそれほど速くない人や振り抜き重視の人に適しています。