ヤマハ：RMX DD-2 IRON

評価

飛距離	9/10	薄肉フェース＋反発設計＋重心設計により、飛距離性能が非常に高い。
弾道の高さ	8/10	打ち出し・上がりとも優れており、ライを選ばず安心して使える設計。
スピン量	7/10	飛び・上げ優先設計のため、止め重視・スピン重視のゴルファーには少し控えめに感じられる可能性あり。
寛容性	8/10	鍛造構造＋抜け設計＋ミスヒット時のロス抑制があり、安定性も高め。
価格	7/10	高機能アイアンとしては妥当な価格設定。性能・設計面でコストパフォーマンスも良好。

口コミ・評判まとめ

良い口コミ

本モデルには「飛距離が伸びた」「球が上がりやすい」「構えた時に安心感がある」という体験を持つゴルファーからの評価が多く、特にスイングスピードが中程度～ややゆっくりの層で“ラクに振りたい・距離を出したい”というニーズを持つ人に支持されています。

• 飛距離が明らかに伸び、7番でキャリー170ヤード超えを記録したという声あり。
• 球が上がりやすく、打ち出し・ラン含めて飛びを感じたという使用感あり。
• 構えた時の顔つき・ソール・抜け感が安心でき、「振り抜きやすかった」という声あり。
• ミスヒット時でも距離ロスが少ないと感じたというコメントあり。
• 振っていくうえで「打ち込まなくても振り切れる」感覚が得られたという評価あり。

悪い口コミ

一方で、「打ち込みたい」「低め弾道を打ちたい」「操作性重視」というスタイルのゴルファーからは、「仕様が飛び・上がり寄りになっていて、自分の打ち方／好みに合わなかった」という声も出ています。

• 弾道がやや高めに出てしまい、風が強い日やライナー弾道を狙いたい場面では扱いづらかったという印象あり。
• 打感・硬さ・打ち込み感という点で、「もっと重み・ソリッド感」が欲しいという声あり。
• スイングがまだ安定していないと、「つかまり・左への出やすさ」を感じたというレビューあり。
• 操作性を最優先するゴルファーには、「もう少し操作感・反発少なめ仕様」の方が合うと感じたというコメントあり。

スペック・特徴

RMX／DD-2 IRONは、設計思想として「やさしさ・飛距離・打感」の三拍子を高いレベルで備えたアイアンです。とくに、フェースの薄肉化（約2.3 mm）を実現し、高反発性能を強化しています。ボディは軟鉄鍛造で打感にも配慮されており、さらにV字ソールを採用することでライや抜けにも強く、刺さらず跳ねず振り抜きやすい設計がなされています。 試打データでは、7番アイアンでキャリー約172ヤードという報告もあり、飛距離性能・上がりやすさともに高評価です。

一方で、打感を「極めて軟鉄鍛造感」と感じるかというと、反発重視の構造ゆえ「飛び系の弾き感」が強めという評価もあり、打感・操作性を最優先するゴルファーには少し仕様感が合わない可能性があります。総じて、「飛ばしたい・ラクに振りたい・ミスを減らしたい」というニーズを持つゴルファーに非常に適した一本です。

ヤマハ RMX アイアン比較表

項目	DD-1 IRON	DD-2 IRON
ロフト例	#5：22°／#6：24°／#7：27°／#8：31°／#9：35°／PW：39°	#5：22°／#6：25°／#7：28°／#8：32°／#9：37°／PW：43°
主素材・構造	S20C軟鉄鍛造＋CNC加工ボディ／ばね鋼＋CNCフェース＋樹脂バッジ。	S20C軟鉄鍛造＋CNC加工ボディ／ばね鋼＋CNCフェース＋樹脂バッジ。
設計重視点	「打感」「安定した出球」「操作性と飛びのバランス」重視。	「やさしさ」「飛距離」「振り抜きやすさ」重視。
ソール・抜け	V字ソール採用、刺さりにくく振り抜きやすさあり。	V字ソール採用、ソール幅大め・バンス角10°設定でやさしさ高め。
対象ゴルファー	打感・操作・精度を重視した中〜上級者。	飛距離・やさしさ・振り抜きを重視するゴルファー。
飛び・やさしさ	バランス型だが飛距離・許容も十分。	明確にやさしさ・飛び優先設計。

• DD-1は「軟鉄鍛造＋打感重視＋操作性も意識」という設計で、アイアンをしっかり打ち込んで使いたいゴルファーにも対応。
• DD-2は「より易しく振れて、飛びも感じたい」ゴルファーに向いた設計で、ミスヒット時の安心感や振り抜きやすさを優先しています。
• そのため、スイングが安定していて操作・打感重視ならDD-1が適しており、振り抜きに不安がある／もっとラクに飛ばしたいならDD-2が適していると言えます。