ニコン COOLSHOT 50i GII
ニコン COOLSHOT 50i GII総評レビュー
| 評価項目 | 評価 |
|---|---|
| 測定性能 | ★★★★★ |
| 機能性 | ★★★★★ |
| 操作性 | ★★★★★ |
| 携帯性 | ★★★★☆ |
| 表示の見やすさ | ★★★★★ |
| コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
| 総合評価 | ★★★★★ |
ニコン COOLSHOT 50i GIIは、高低差測定や手ブレを抑えてピンを狙いやすくする機能に加え、本体に強力なマグネットを内蔵したゴルフ用レーザー距離計です。最大1,200ヤードまでの測定に対応し、6倍のファインダー、赤色OLED表示、ピンフラッグを測定したことを知らせる「Dual LOCKED ON QUAKE」などを搭載しています。
特に使いやすさにつながっているのが、本体に内蔵されたマグネットです。ゴルフカートや磁性金属部分に取り付けられるため、ラウンド中に距離計を手に持ち続ける必要がなく、必要なときに取り出して使いやすくなっています。
また、本体サイズを従来モデルより大きくすることでホールド感を高め、測定時の安定性にも配慮されています。ニコンのサポート情報でも、サイズアップによってホールド感が向上し、測定が安定しやすくなったことが説明されています。
測定範囲は5~1,090m、6~1,200ydで、100ヤード未満では±1ヤード、100ヤード以上1,000ヤード未満では±2ヤード、1,000ヤード以上では±0.5%の直線距離測定精度です。ゴルフ場で使うレーザー距離計として、十分な測定性能を備えています。
さらに、傾斜を考慮した「加減算距離」を表示できるため、打ち上げや打ち下ろしのホールでクラブ選択を考えるときにも活用できます。実距離表示モードでは高低差機能を使用していないことを示す「Actual Distance Indicator」が点滅するため、競技で使用する際にも機能の状態を確認しやすい設計です。
一方で、重量は電池を除いて約205gあり、軽量性を最優先する人にはやや大きく感じる可能性があります。また、マグネットを活用する場合は、振動や衝撃で落下しないよう確実に固定する必要があります。
総合的には、距離測定の性能だけでなく、ラウンド中の携帯性や操作性まで重視したいゴルファーに向いた完成度の高いレーザー距離計です。
ニコン COOLSHOT 50i GIIの特徴
本体に強力なマグネットを内蔵
COOLSHOT 50i GIIの大きな特徴が、本体にマグネットを内蔵していることです。
ゴルフカートや磁性金属部分に本体を取り付けられるため、ラウンド中の携帯性を高められます。
レーザー距離計は、ショット前に取り出して測定した後、再び持ち運ぶ必要があります。マグネットを利用してカートなどに固定できれば、ポケットやケースに毎回収納する手間を減らせます。
また、マグネットの磁力は従来モデルより強化されています。ニコンのサポート情報では、COOLSHOT 50i GIIは前モデルより内蔵マグネットの磁力が強くなったとされています。
ただし、磁性金属に取り付けた場合でも、振動や衝撃によって落下する可能性があります。使用時にはしっかり固定されていることを確認する必要があります。
6倍ファインダーを採用
倍率は6倍、対物レンズ有効径は22mm、実視界は6.0°です。
遠くにあるピンフラッグやハザードなどをファインダーから確認しながら測定できます。
アイレリーフは17mmなので、眼鏡をかけてプレーする人でもファインダーをのぞきやすい仕様です。
赤色OLED表示で距離を確認しやすい
ファインダー内部には赤色OLED表示を採用しています。
レーザー距離計では、測定対象を確認しながら表示された距離を読む必要があります。
赤色表示によって測定結果をファインダー内で確認しやすく、ゴルフ場での距離確認をスムーズに行えます。
Dual LOCKED ON QUAKEでピンを測定したことが分かる
ピンフラッグの奥に木などの目標物がある場合、レーザー距離計ではどちらを測定したのか判断しにくいことがあります。
COOLSHOT 50i GIIには「Dual LOCKED ON QUAKE」が搭載されています。
ピンフラッグまでの距離を測定すると、ファインダー内に赤色のLOCKED ONサインが表示され、本体も振動します。
目視だけでなく振動でも測定結果を確認できるため、ピンを捉えたことを判断しやすい機能です。
高低差を考慮した距離を表示できる
COOLSHOT 50i GIIは、高低差を考慮した「加減算距離」を表示できます。
打ち上げや打ち下ろしでは、ピンまでの直線距離と実際に必要となるショット距離が異なるため、高低差を考慮した距離はクラブ選択の判断材料になります。
もちろん、実際のショットでは風向きや風速、ライなども考慮する必要があります。
実距離表示モードを搭載
競技などで高低差測定を使用できない場合に備えて、実距離を表示するモードも搭載しています。
実距離表示モードでは「Actual Distance Indicator」が点滅し、高低差測定機能を使用していないことを確認しやすくなっています。
競技で使用する場合は、大会や競技のローカルルールを事前に確認する必要があります。
最大1,200ヤードまで測定できる
測定範囲は6~1,200ヤードです。
ゴルフの通常ラウンドで1,200ヤードという距離を測定することはほとんどありませんが、遠くにある木やハザードなどを確認するときにも十分な測定範囲があります。
直線距離の測定精度は、100ヤード未満で±1ヤード、100ヤード以上1,000ヤード未満で±2ヤード、1,000ヤード以上では±0.5%です。
約205gの本体
本体サイズは115×80×41mm、重量は電池を除いて約205gです。
従来のCOOLSHOT 50iよりも本体が大きくなっていますが、その分ホールド感が向上し、測定を安定させやすくなっています。
軽量性だけを重視する場合は気になる可能性がありますが、手に持ったときの安定感を重視する人にはメリットになります。
生活防水に対応
防水構造はJIS/IEC保護等級4(IPX4)相当です。
ゴルフ場は突然雨が降ることもあるため、屋外で使用するレーザー距離計として一定の安心感があります。
ただし、雨滴によって目標物までの距離を正常に測定できない場合があるため、防水構造だからといって雨天時に必ず正常測定できるわけではありません。
ニコン COOLSHOT 50i GIIはこんな人におすすめ
ゴルフカートに距離計を固定したい人
マグネットを内蔵しているため、磁性金属部分に取り付けて携帯できます。
距離を測るたびにケースから出し入れするのが面倒な人に向いています。
距離計のホールド感を重視する人
本体サイズを大きくしてホールド感を高めているため、片手でしっかり持って測定したい人に適しています。
高低差を考慮して距離を測りたい人
アップダウンのあるコースで、直線距離だけではなく高低差を考慮した距離を確認したい人に向いています。
ピンを正確に狙いたい人
Dual LOCKED ON QUAKEによって、ピンを測定したことを表示と振動で確認できます。
ピンの奥に木などがある状況でも、測定対象を判断しやすくなっています。
競技でも使えるレーザー距離計を探している人
実距離表示モードを搭載しているため、高低差機能を使用しない状態での距離確認にも対応できます。
ただし、実際の競技で使用できるかどうかは大会のルール確認が必要です。
軽さより使いやすさを重視する人
約205gなので超軽量モデルではありません。
その代わり、6倍ファインダー、赤色OLED、マグネット、ホールド感など、ラウンド中の使いやすさを重視した設計になっています。
ニコン COOLSHOT 50i GIIのゴルフでの効果
ピンまでの距離を正確に確認できる
レーザーをピンフラッグに当てることで、目測だけでは判断しにくい残り距離を確認できます。
測定範囲が最大1,200ヤードあるため、通常のゴルフプレーで必要になる距離には十分対応できます。
ピンを狙う時間を短縮できる
Dual LOCKED ON QUAKEによって、ピンを測定したことを表示と振動で確認できます。
ピンの奥にある木などを誤って測定していないか判断しやすいため、測定をやり直す回数を減らすことにつながります。
高低差を考慮してクラブを選べる
打ち上げや打ち下ろしでは、直線距離だけでクラブを選ぶと距離感が合わないことがあります。
高低差を考慮した距離を確認できることで、クラブ選択の判断材料を増やせます。
ハザードまでの距離を確認できる
ピンだけでなく、池やバンカー、木などの目標物までの距離も測定できます。
ティーショットでどこまで飛ばしてよいか、ハザードを越えるためにどれくらいの距離が必要かなど、コースマネジメントにも活用できます。
距離計をすぐ手に取れる
マグネットを使ってゴルフカートなどに固定できるため、必要なときにすぐ手に取って測定できます。
ラウンド中の収納や取り出しの手間を減らせることは、COOLSHOT 50i GIIならではの使いやすさにつながります。
ニコン COOLSHOT 50i GIIの使い方
- CR2リチウム電池を本体にセットします。
- ファインダーをのぞき、視度調整を行います。
- 距離単位をmまたはydに設定します。
- 高低差を使用する場合はGモードを設定します。
- 競技などで高低差を使用しない場合は、実距離表示モードに設定します。
- 本体を持ってファインダーをのぞきます。
- 測定したいピンフラッグや目標物にターゲットマークを合わせます。
- 測定ボタンを押します。
- ファインダー内に表示された距離を確認します。
- ピンフラッグを測定した場合はLOCKED ONサインと振動を確認します。
- 高低差モードでは、直線距離と加減算距離を確認します。
- 必要に応じて木やハザードなども測定します。
- ラウンド中はマグネットを利用して磁性金属部分に本体を固定できます。
- マグネットで固定するときは、本体が確実に固定されていることを確認します。
- 使用後は本体やレンズの汚れを拭き取ります。
- 長期間使用しない場合は電池の状態を確認して保管します。
ニコン COOLSHOT 50i GIIの良い口コミ
マグネットで固定できるのが便利
- 本体にマグネットが内蔵されているため、ゴルフカートなどに固定して持ち運べる点が便利です。
- ラウンド中に距離計をポケットやケースへ何度も出し入れする手間を減らせます。
- 必要なときにすぐ手に取れるため、距離計を頻繁に使う人と相性のよい機能です。
ピンを測定したことが分かりやすい
- LOCKED ONの表示と振動によって、ピンを測定できたことを確認しやすい点が評価できます。
- ピンの奥に木などがある場面でも、測定対象を判断しやすくなっています。
高低差測定が便利
- 打ち上げや打ち下ろしで、高低差を考慮した距離を確認できます。
- 残り距離だけでなく、クラブ選択の判断材料として活用できます。
表示が見やすい
- 赤色OLED表示によって、ファインダー内の距離表示を確認しやすい仕様です。
- 距離測定時にファインダーから目を離さず結果を確認できます。
持ったときに安定しやすい
- 本体サイズを大きくしたことでホールド感が向上しています。
- 測定時にしっかり本体を持ちやすく、安定した測定につなげやすい設計です。
機能が充実している
- 高低差測定、LOCKED ON、赤色OLED、マグネットなど、ラウンドで便利な機能がまとまっています。
- 距離を測るだけでなく、コースマネジメントにも活用しやすいモデルです。
ニコン COOLSHOT 50i GIIの悪い口コミ・気になる点
約205gなので軽量ではない
- 本体重量は電池を除いて約205gあります。
- 軽量性を最優先する人には、持ち運び時の重量が気になる可能性があります。
一方で、本体サイズを大きくしたことでホールド感は向上しているため、軽さと安定感のどちらを優先するかで評価が分かれます。
本体サイズがやや大きい
- サイズは115×80×41mmで、コンパクトさを最優先する人には大きく感じる可能性があります。
- ポケットに入れて持ち歩くより、マグネットやケースを利用して携帯するほうが使いやすいモデルです。
マグネットは落下に注意が必要
- マグネットで固定できることは大きなメリットですが、振動や衝撃によって本体が落下する可能性があります。
- 磁性金属に取り付けた場合は、しっかり固定されていることを確認する必要があります。
高性能な分、機能を使わない人には多機能
- 距離だけを測れればよい人にとっては、高低差やLOCKED ONなどの機能を十分に活用できない可能性があります。
- シンプルな操作だけを求める人よりも、ラウンド中に複数の機能を活用したい人に向いています。
ニコン COOLSHOT 50i GIIの口コミまとめ
COOLSHOT 50i GIIは、マグネットによる携帯性、ピンを測定したことを知らせるDual LOCKED ON QUAKE、高低差測定、赤色OLED表示など、ラウンドで使いやすい機能をまとめたレーザー距離計です。
特にマグネットは、距離計をゴルフカートなどに固定できるため、ラウンド中の持ち運びや取り出しを楽にしたい人にとって大きなメリットになります。
一方で、約205gの重量と115×80×41mmのサイズは、軽量・コンパクトな距離計を求める人には気になるポイントです。
そのため、COOLSHOT 50i GIIは、軽さだけを求めるのではなく、測定性能とラウンド中の使いやすさをバランスよく重視したい人に向いたモデルといえます。
ニコン COOLSHOT 50i GIIのレビュー動画
ニコン COOLSHOT 50i GIIとCOOLSHOT PROIII STABILIZED・20i GIIIの違い
COOLSHOT 50i GIIを検討するときは、同じCOOLSHOTシリーズにあるCOOLSHOT PROIII STABILIZEDやCOOLSHOT 20i GIIIとの違いも確認しておくと、自分に必要な機能を判断しやすくなります。
| 項目 | 50i GII | PROIII STABILIZED | 20i GIII |
|---|---|---|---|
| 測定範囲 | 6~1,200yd | 8~1,200yd | 6~800yd |
| 倍率 | 6倍 | 6倍 | 6倍 |
| 手ブレ補正 | ― | ○ | ― |
| 高低差測定 | ○ | ○ | ○ |
| LOCKED ON | ○ | ○ | ○ |
| 赤色OLED | ○ | ○ | ― |
| マグネット | ○ | ― | ― |
| 重量 | 約205g | 約205g | 約130g |
COOLSHOT 50i GIIの大きな特徴は、マグネットを内蔵していることと、ホールド感を重視した本体設計です。
一方、PROIII STABILIZEDは手ブレ補正を搭載しているため、ピンフラッグなどの小さな目標物を狙うときの安定性を重視する人に向いています。
20i GIIIは約130gと軽量なので、持ち運びやすさを優先したい場合に検討しやすいモデルです。
この違いを踏まえると、50i GIIは、マグネットによる携帯性と、しっかり持って測定できる安定感を重視したい人に適しています。


ニコン COOLSHOT 50i GIIのおすすめ度
初心者
★★★★★
初めてレーザー距離計を購入する人にもおすすめしやすいモデルです。
高低差測定やLOCKED ONなどの便利な機能を搭載している一方、基本的には目標物に照準を合わせて測定するというシンプルな操作で使用できます。
マグネットによってゴルフカートなどに固定できるため、ラウンド中の携帯方法も工夫しやすいでしょう。
中級者
★★★★★
距離計を積極的に使ってコースマネジメントを行いたい中級者に適しています。
ピンまでの距離だけでなく、ハザードや木などの距離を測定したり、高低差を考慮した距離をクラブ選択に活用したりできます。
上級者
★★★★★
距離測定の精度だけでなく、ラウンド中の操作性や携帯性まで重視する上級者にもおすすめです。
特に、ゴルフカートなどにマグネットで固定して、必要な場面ですぐ測定する使い方と相性がよいでしょう。
コスト重視
★★★★☆
シンプルに距離だけを測定したい人にとっては、多機能なぶん価格とのバランスを考える必要があります。
一方で、高低差、LOCKED ON、赤色OLED、マグネットなどを活用する人なら、搭載機能を十分に生かせます。
まとめ
ニコン COOLSHOT 50i GIIは、高低差測定やDual LOCKED ON QUAKEなどの測定機能に加え、マグネットによる携帯性にも優れたゴルフ用レーザー距離計です。
最大1,200ヤードの測定、6倍ファインダー、赤色OLED表示、実距離表示モードなどを搭載しており、ピンまでの距離確認からコースマネジメントまで幅広く活用できます。
特に、本体に内蔵されたマグネットはCOOLSHOT 50i GIIの大きな魅力です。ゴルフカートなどに固定できるため、ラウンド中に距離計を持ち歩く負担を減らし、必要なときにすぐ測定できます。
また、従来モデルより本体を大きくしたことでホールド感が向上しており、測定時の安定性にも配慮されています。
一方で、約205gという重量や115×80×41mmというサイズは、軽量・コンパクトさを最優先する人には気になる可能性があります。
それでも、「距離を測る性能」だけでなく「ラウンド中に使いやすいこと」まで重視するなら、COOLSHOT 50i GIIは非常にバランスのよいモデルです。
マグネットによる携帯性、高低差測定、LOCKED ON、赤色OLED表示などを活用しながら、スムーズに距離を確認したいゴルファーにおすすめできます。

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